ミセルチカラの磨き方
不安を乗り越え「なんとかする」ために実践している3ステップ
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
首都圏の一都三県を対象に緊急事態宣言が出されました。
感染者数が減らない以上、やむを得ないかと思いますが、我々としては、このような状況下においても「なんとかする」ことが求められます。
ある本を読んでいた時、
マネジメントの本質は「なんとかする」こと
というフレーズを見つけました。
私はとてもしっくりきているので、自分の辞書の中では
マネジメント=なんとかすること
と定義しています。
マネジメントと言うと、普通は「管理」という言葉が頭に浮かびます。
しかしながら
- 人を管理する
- 仕事の進捗を管理する
- お金の動きを管理する
だけではなんともなりません。
「なんとかする」ためには
- 働かない人がいたら、働くように声をかける
- 仕事が行き詰っていたら、その障害を取り除く
- お金が足りなければ、かき集める
ことが必要になってきます。
つまり、「なんとかする」ためには
考える→行動する
ことが必ずセットになります。
けれども、「緊急事態宣言」のように不安を生むような状況になると、どうしてもノイズが入り思考が停止して
考える→行動する
ことができなくなります。
不安で頭が一杯になってなかなか頭が働かない時、私がよくやるのは
不安に感じていることをすべてノートに書き出す
ことです。
自分の頭の中にあることを一旦文字にしてみると、「不安に思っていることは意外と少ないんだなぁ」ということに気づきます。文字とアウトプットして、自分の目で見ることで、自分の状況を客観視できるのです。
そして、一旦棚卸しが済んだら
今日やることをノートに書き出す
ことが次のステップ。
やることはたくさんあっても1日24時間、時間は有限です。不安解消に向けて、やるべきことがたくさんあっても、今日できることは限られています。
そして、実際に行動してみて、夜の段階で
実際にやったことをチェックする
のが第三のステップ。
つまり、「なんとかする」ための3ステップは
不安に感じていることをすべてノートに書き出す
↓
今日やることをノートに書き出す
↓
実際にやったことをチェックする
です。
翌日以降は最初のステップは飛ばして
昨日できなかったことも参照しながら今日やることをノートに書き出す
↓
実際にやったことをチェックする
を繰り返していきます。
また、ちょっとしたコツとしては
- やることは簡潔に記載する(例:メルマガを書く)
- やることの中で優先順位はつけない(→できることややりたいことから始めて行動を加速する)
- 全部やらなくても気にしない(→翌日にさらりと繰り越す)
です。
1日の終わりにやった項目にレ点を書いてチェックすると、昨日よりは少なくとも一歩前進したことを実感できます。このようなルーティーンをサポートしてくれるツールもありますが、パソコンやスマホを使うより、手を使って紙に書く方が効果的だと感じています。
以上は私なりの方法で、必ずしもこの通りやる必要はありません。私も色々と試行錯誤を重ねて、今のやり方に落ち着きました。
このような状況では誰しも不安を抱くもの。まずは、その不安をアウトプットして可視化し、「なんとかする」ための一歩を踏み出しましょう。
なお、「自分がどういうことに対して『不安』に思うのか」という自分の思考の癖が分かると、
考える→行動する
のスピードが格段に上がります。
自分の思考の癖を知って、行動の質量を更に上げたい方は「こちら」をご覧ください。
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