ミセルチカラの磨き方
クラウドファンディングで実績No.1のカリスマから来年の飛躍に必要なヒントを得る
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
お笑い芸人であり、絵本作家でもある西野亮廣さん。
先日参加したオンラインイベントで登壇されておられました。
西野さんはクラウドファンディングで2億5,000万円以上集めた実績をお持ちですが、飲食店や美容室など店舗ビジネスにおいて、「クラウドファンディングが上手くいくケースとなかなか上手くいかないケースの違い」について解説されていました。
新型コロナ禍による外出自粛の動きを受けて、いわゆる店舗型のビジネスはどこもお客さんの減少に苦しんでいます。このため、当面の資金繰りを改善するために予約券の販売などクラウドファンディングでお金を集める活動もさかんに行われています。
しかしながら、同じようにクラウドファンディングに挑戦しても「目標額以上にお金を集めた会社」と「目標額までのお金が集まらない会社」に二分されるそうです。
皆さんは両者の違いがどこにあると思われるでしょうか?
西野さんによると
- 顧客でビジネスを回している会社
- ファンがいる会社
の違いとのこと。
ここで言う顧客とファンの定義は
- 顧客=商品を買ってくれる人
- ファン=商品を売る人を応援してくれる人
です。
お客さんあってのビジネスなので、顧客でビジネスを回している会社というのは当たり前かもしれません。
けれども、会社とお客さんとの間で、単に商品を売る人と買う人との関係しかない会社では、クラウドファンディングをやっても、なかなかお金が集まらない模様です。
もちろん、世界で唯一そこだけしか売っていない商品を扱っている会社なら別かもしれません。
しかしながら、ほとんどの場合、仮にその会社が倒産しても、お客さんは別の会社や違う店舗から、その商品を買ったり、似たような商品で代替するだけです。
一方、商品を売る人を応援してくれる人がいる場合、会社が苦しくなった際に「あのAさんを助けてあげよう」「日頃お世話になっているBさんのためなら」と思って行動する人が多いので、結果的にクラウドファンディングも上手くいくという訳です。
情報が幅広く普及している世の中において機能で差別化を図るのは不可能になりつつあります。どこのラーメン屋さんに行ってもそこそこ美味しいし、家電製品についてもメーカーがアピールするほど大きな違いは感じられません。
一方で
「あのラーメン屋の親父は愛想はないけれど実は子供にはめちゃくちゃやさしいんだよね」
とか
「あのお店で買うと量販店よりはちょっと高いが、故障したらすぐに駆け付けてくれるので、いつも助かっている」
といった場合には、感情が動いているので固定客やファンがついています。
実際、私も実家で家電を買い替える際に「〇〇カメラで買ってこようか?」と言ったら、母親は「いいわ、▢▢さんの所で買うから」と馴染みのお店に注文していました。
物理的な距離感を取らざるを得ない時、どうやって心理的な距離感を縮めていくか。
来年に向けていま一度考えてみる必要がありそうです。
今月から10社様限定で始めた「個別オンライン診断」では
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の3つの観点から、2021年の売上アップにつながる処方箋として、
- 根本的な課題を1つ特定する
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ことをゴールにしています。
残り3社様となりましたので、ご検討されている方はお早めにお申込みいただければと思います。
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