ミセルチカラの磨き方
半年後に売上100億円を上げるためには?
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「やっぱり『キメツ』だよね」
私が「鬼滅の刃」について初めて知ったのは約半年前。
オンライン飲み会で、参加者の一人が近況を報告している際、「鬼滅の刃」の話が出ました。お子さんが夢中になっているらしく、ご本人もその面白さにはまっているご様子でした。
当時の私は「『キメツ』ってなに?」という感じだったのですが、参加者のうち三割ぐらいは、既に「キメツ」についてよくご存知だったように思います。
さて、それから約半年。
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の初日から10日間で興行収入が107億円を突破し、今までの記録を塗り替えました。今や連日のようにニュースやSNSでも取り上げられ、一種の社会現象になっています。
相変わらず「キメツ」に関する私の知識は乏しいのですが、「やっぱり『キメツ』だよね」と絶賛していた人もここまでのブームになるとは予想されていなかったのではないでしょうか。
大ヒットになるには、もともと作品が素晴らしいものであることが必要です。半年前も既に熱心なファンがいたので、その条件はクリアしていました。
しかしながら、良い商品だから売れるとは限らないのは皆さんもよくご存知の通りです。
10月も明日で終わりなので、今から半年後は2021年4月になります。つまり、半年後は新年度に突入している訳です。
もし、その時に100億円の売上を上げるとしたら、皆さんは何をするのでしょうか?
既に一定のお客様に人気のある商品がある場合、その商品で100億円の売上を上げることは可能でしょうか?
仮にまだそのような商品がない場合であっても
- 商品の見せ方を変える
- 商品の一部を切り取る
- 商品の進化版を作る
ことで、新たな需要を作り出すことはできないでしょうか?
半年あれば、いろいろな仕掛けができます。
鬼滅の刃の場合は漫画の原作があり、昨年テレビアニメが放送され、人気になったそうです。
最短で100億円を売上を上げるまでの布石はいろいろありました。
- 商品の見せ方を変える:テレビから映画へ
- 商品の一部を切り取る:漫画の原作の一部を使う
- 商品の進化版を作る:テレビアニメの最終話からつながる話
というように、いろいろな要素が組み合わさって大ヒットにつながっています。
売上100億円もいろいろな仕掛けがあって初めて達成できます。
結果を恐れず、いろいろと知恵を絞って仕掛けていきましょう。
弊社のコンテンツである「考トレ」も、幹部社員の人材育成につなげていく仕掛けです。
売上1億円なら社長一人でも達成できるかもしれませんが、さすがに100億円になると、社員の協力が不可欠です。
「お金」「マーケティング」「マネジメント」について、社員が社長と同じ認識で打合せできるようになると仕事のスピードが格段に上がります。
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