ミセルチカラの磨き方
小さな小さな感情のかけらをつなぎ合わせる
ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。
コアコンセプトを見つけることをグループで取り組むこともあります。
クライアント先の社員のグループであったり、講座参加者のグループであったりと違いはありますが、「自分にとことん向き合ってみる」に取り組んでいただくことに変わりはありません。
「自分に向き合う」と言ってしまえばものすごくシンプルですが、「とことん向き合う」でも、まだ言い足りないかんじです。
「半端な向き合い方は許されない」と言った方がいいかもしれません。自分にもう一歩踏み込むには、それぐらいの勢いが必要ということです。
コアコンセプトを見つけるときの覚悟を持った向き合い方というのは、想像をはるかに超える向き合い方です。そして、真剣に向き合えば向き合うほど、辛いことも苦しいことも不安も迷いもわんさか押し寄せてきます。
そういう状態を乗り越えるのは最終的には「自分」ですが、「自分ひとりだけがそうなっているんじゃない」と気づくのは、グループで共に向き合えばこそ。グループセッションの良いところかなと思います。
以前、半年にわたる講座に参加された方から、「この半年間ずっと洋美さんに見透かされている気がした」と言われたことがありました。
「だからこそ何でも話せた」そうですが、裏を返せば「隠してもばれる」ということのようです。
残念ながら、「なんでもお見通しよ!」というような特殊能力はありません。あったらもっと簡単にプロファイリングも出来るかもしれませんが、そんな能力はありませんので、想像するしかありません。
「もしも自分だったらどう感じるかな~」
ポイントは「どう思うかな~」ではなく、「どう感じるかな~」です。その人から出てくる小さな小さな感情のかけらをつなぎ合わせていきます。(もしかしたら、それが「能力」と言えるかもしれません。)
つないでつないで、紡いで紡いで、進んで行った先に、コアコンセプトというお宝に出会うイメージです。
半年の講座が終了する頃には、「自分の良いところ、好きなところの再発見」があったり、「今まで嫌だと思っていた自分でもいい」と思えるようになったりします。
自分の良さに生まれて初めて気づいたと言える人もいます。親との関わりや親に対する気持ちを見つめ直すことも、大きな成果になったと思えるようになります。過去の忘れられない出来事や友達との関係に決着を着けたり、自分を守るたくさんの「鎧」を脱ぎ捨てることもできます。家族や周りの人に対する気持ちや接し方も変わります。
自分が力を発揮できなかった原因もびっくりするほど分ったことで、次の行動をおこせるようになります。
この「before / after」の大きな違いは、自分が最も力を発揮できる本当にやりたいことが分ったということから生まれます。「本当にやりたいこと」だけではなく、「自分が最も力を発揮できる」というのが重要になります。
なぜなら、「自分が最も力を発揮できる=コアコンセプトに沿っている」ということだからです。
コアコンセプトは一生変わらないので、人生そのものにも大きく関わっていますが、それはもちろんビジネスにも大きく関わります。
コアコンセプトに沿ってビジネスをすることの醍醐味は、自分のコアコンセプトが分っているからこそというものです。
- 誰にどんな商品やサービスを提供するのか
- どうやってそれを魅力的に見せていくのか
- どんな導線や仕組みにするのか
すべて「コアコンセプト」をベースに考えれば、コアコンセプトに沿ったビジネスが見えてくるはずです。
まぁ、見透かすことができるとまでは言いませんが…笑。
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