ミセルチカラの磨き方
プロゴルファ-石川遼はどうやって復活したのか?
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
17歳でプロの大会で初優勝、18歳で賞金王になって華々しい活躍。
プロゴルファーの石川遼さんです。
4年後からアメリカツアーに参戦すると成績不振に陥って、ご本人曰く「精神的な深みにはまっていった」そうです。
ゴルフが大好きだった子供時代。自分が満足するため、ただ向上したいためにプレーをしていました。
しかしあるときから、他人のため、期待に応えるためのプレーになってしまいます。
彼の言葉によると「自由度が下がり自分がしばられている感覚」だったそう。
練習場では悪くないのに試合になるとおかしいという状況の中、「見えない殻を破れないのはどうして?」と悩み続けます。
それでも答えが簡単に出なかったため、次の手段は「手あたり次第本を読み始める」ということでした。
そういう中で出会った言葉が「自分と向き合う」ということ。
自分の気持ちを吐き出すということを中で気づいたのが「プロとしての強くて前向きな自分を見せていたい」「自信を無くした弱い自分を認めたくない」という気持ちでした。
そういう気持ちが結果として、「自分が勝手に想像した期待に応えようとするプロの自分が本当の自分を押しつぶしていた」に気づきます。そしてさらに、「自分に強がりでいたらいけない、嘘をついちゃいけない」から「自分の信じる道をいくしかない」にたどり着いたそうです。
彼が自分に向き合った方法はというと、「自分の気持ちをホテルのメモに書き連ねていった」というとてもシンプルなものです。
自分の見たくないところ、嫌だからフタをしてきたところまで見ることになります。だから、簡単ではないわけです。
私のプロファイリングは、自分に一歩踏み込むためのひとつの方法ですが、感情にフォーカスすることで自分と向き合うことになります。
彼は自分の気持ちを引っ張り出して、泣きながらでも自分の気持ちをメモに書き連ねることで感情にフォーカスしています。
プロファイリングセッションは、
- 押しつぶしていた感情をゆるめる
- 絡まった糸を解きほどく
ということを一緒に進めて行くイメージです。
本気で真剣に自分に向き合った人だからこそ、「自分の信じる道を行くしかない」というところに石川遼さんはたどり着けたんだと思います。
みなさん「自分の信じる道」を言葉にして言えますか?
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。