ミセルチカラの磨き方
趣味を仕事に活かしてお金を稼ぐためのワンポイント
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
趣味でお金を稼げたら・・・。
このように考えたことはないでしょうか?
私の趣味は乗り鉄。鉄道に乗っていろいろな所に出かけるのが好きです。
「あの電車に乗りたい」「あそこの料理を食べてみたい」とお金を使うことはたくさん思いつく一方、「乗り鉄でお金を稼ぐ」となると、なかなか良いアイデアが思い浮かびません。
もしかすると、旅行作家やカメラマンのように、旅の様子を文章にする、素敵な写真を撮る、のであれば、「乗り鉄でお金を稼ぐ」ことも可能かもしれません。
しかしながら、車窓から流れる風景をぼーっと眺めることで、至福の時間を感じる私にとって、得意でもない文章を書いたり、いつも構図がいま一つの写真を撮ったりするのは、一人前の仕事としてお金をいただくのはハードルが高すぎます(汗)。
なので、長年、仕事は仕事、趣味は趣味として割り切っていました。
けれども、ある時から「趣味もお金になるかも?」と思い始めました。もちろん、その方法は、直接的に趣味で稼ぐというものではありません。
趣味をやっている中で気づいたことや感じたことを、いったん抽象化して、仕事で問題解決する際の具体的な方法として活かすという形です。
よく「他社の成功事例から学べ」と言われます。
例えば、ある会社が「朝礼」を使って情報共有を図り、業績アップにつなげていたとします。この成功事例をマネして「ウチも明日から毎日朝礼をやろう」という感じです。仕事と仕事であれば、比較的分かりやすいです。
一方、「趣味→仕事」の場合、そのままでは応用できません。
しかしながら、知恵を使っていったん抽象化するというプロセスを挟むことでいろいろと応用できます。
例えば、最近は食堂車や車内販売が減る一方、車内でゆったりと食事を取れるレストラン列車が増えています。その理由は乗客が減る中で、客単価の高いお客様を増やしたい鉄道会社側のニーズや多少高くでも旅をゆっくり楽しみたい人も増えているという乗客側のニーズがあるから、です。
そして、これは客数が減っていく中
- 客単価を上げることで売上を増やせないか?
- 新しい需要に対して、今の商品構成で良いのか?
というマーケティングの問題につながっています。
また、これらは鉄道会社に関わらず、多くの企業に共通する問題です。
つまり、「レストラン列車が増えている→マーケティングの問題」という紐づけができれば、趣味である鉄道旅行でも仕事に応用できる気づきがたくさん得られるのです。
単に車窓を楽しんでいるだけだと、「ボーっと乗ってんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうですが(笑)、趣味を必ず仕事に活かすという視点を持って趣味を楽しんでいれば、趣味もお金になります。
来月から我々は新たに「知恵の和を紡いで利益を上げる」プロジェクトを立ち上げます。
それに先立ち、趣味を必ず仕事に活かすという観点からまとめた事例として、小冊子
「知恵の和ノート(サンダーバード編)」
を作成しました。
「リスクコントロールに必要なことはすべてサンダーバードから学んだ」として、子供の頃夢中になった「サンダーバード」と「リスクコントロール」を紐づけるとどうなるかを解説したものになります。
ご希望の方には無料でプレゼントさせていただきますので、「趣味で何かお金を稼げたら」と普段漠然と考えられておられる方は、ぜひ、手に取っていただければ嬉しく思います。
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ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
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