ミセルチカラの磨き方
成功者の教えを学んでも、成果につながらない場合の対処法
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
ビジネスで成功されている人の教えとして、「オファーやお誘いがあったら原則として受ける」というものがあります。
答えはいつも「はい」か「Yes」で、基本的には断らないというやり方です。
会合にしても、セミナーにしても、それが本当に役に立つものかどうかは実際に参加してみないと分かりません。当たりもあれば、大外れもあり(笑)!
いくら事前に検討しても結果は分かりません。一定の確率で当たりはあるという前提に基づき、興味を持ったものや、知っている方からのお誘いは原則として受けるというやり方は、ある意味非常に理に適っています。
けれども、このやり方は突き詰めていくと、大手企業のやり方と同じです。
つまり、
- お金に余裕がある
- 時間的にも余裕がある
場合は、あれこれ詮索するよりも、片っ端からやった方が早く成功するのは当然とも言えます。
また、知人からのお誘いを断らないというもの、
- 普段どのような人付き合っているか
によって、その効果は大きく違います。
レベルの高い人からお誘いであれば、何かしらの学びは得られるかと思います。しかし、一見するとレベルは高そうでも中味が薄い(ない)人からのお誘いは他山の石として学べることはあっても、良き手本として学べることは少ないです。
つまり、
- お金に余裕がある
- 時間に余裕がある
- 名実ともにレベルの高い人と日頃付き合っている
人でないと、オファーやお誘いがあったら原則として受けるという教えを真に受けて実行してしまうと、かえって成功するまでに時間がかかる恐れがあるのです。
一方で、先の条件をすべてクリアしてから教えを実行しよう思っても、課題を先延ばしするだけで現状は変わりません。
では、どうすればよいのでしょうか?
我々がお薦めしているのは、自分の価値判断の基準を明らかにするです。
限られたお金は自分が納得する形で使わないと必ず後悔します。
同じく限られた時間は、主体的に優先順位をつけて行動しないと、あっという間になくなります。
そして、価値判断の基準が明確になると付き合う人が自然と変わってきます。
自分の価値判断の基準があいまいなまま人の言うことを鵜呑みにしていると、もやもやすることが出てきます。すると、せっかくのアドバイスを上手く活かせないで終わってしまいます。
昔教わっていた先生がご自身が他の先生のセミナーに参加する際には、心構えとして「何かを教えてもらうというより、自分で相手にぶつかっていき、自らの反応を確かめるという感じです」とおっしゃっていました。
その当時はいま一つよく分かりませんでした。しかし、価値判断の基準を言語化した今では感覚としてよく分かります。
いろいろな教えをその通り実行しているのにいま一つ成果が出ない人は、自分の価値判断の基準を明らかにするが解決策になります。
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