ミセルチカラの磨き方
会社の設立記念日を経て、さらに成長を目指す
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨日は弊社の設立記念日。お陰様で会社設立からまる13年となりました。
人で例えるなら、小学校を無事卒業し、なんとか中学校に進学した感じでしょうか。
今後とも引続きよろしくお願いします。
さて、日本では中学校までは義務教育ですが、昨今は地元の公立には行かず、中学受験をする生徒が増えています。
先日お話をお伺いした社長も、娘さんが中学受験を経て私立中学校に進学されておられました。理由をお伺いすると、「教育環境が悪いので、公立には行かせられない」。
我々の頃は、
- 東大や京大など難関国立大学に入る
- エスカレーター式の有名私大に入る
という目標から逆算して、
- 中高一貫教育の進学校に入る
- 私大の付属学校に入る
ために中学受験するというケースがほとんどでした。
このため、中学受験をするのはクラスの中でもまだまだ少数派でした。しかし、私が中学受験をした40数年前に比べると、義務教育である中学校への進学にあたって、受験をするという生徒の割合が増えていることは間違いありません。
先の社長によると、
ちょっとでも勉強のできる子はほとんど中学受験をする
↓
結果的に勉強の嫌いな子や苦手な子が公立中学校に行く
↓
周囲の影響を受けて、以前は勉強に熱心だった生徒もだんだんと勉強しなくなる
↓
公立と私立のレベル差がより広がっている
とのことでした。
おそらく、志望する大学に進学するという目標から逆算した場合、教育環境の整った学校に進学する方が効果は大きいと考えられます。
では、多様な社会でたくましく生き抜いていくという目標から考えたらどうでしょうか。
もちろん、子供の場合、どうしても周囲の影響を受けやすいので、勉強嫌いな子供がますます勉強をやらなくなるリスクはあります。一方で、中には自分で自覚して、「このままじゃ、ダメだ!」と奮起する子供も出てくる可能性はあります。
私が申し上げたいのは、「だから公立の中学校に行きましょう」ではありません。
要は、どのような選択をするにせよ、成長できる可能性は必ずあるということです。
今年小学校6年生になる甥っ子は先生から、「中学受験をしてみたら」とアドバイスされたそうですが、最終的に受験はしないと決めた模様。はたして、その選択が将来吉と出るのか凶となるのかは、その後の本人次第。
中学生になると、電車の運賃も大人料金が適用されます。法人として、受験せずに中学時代を迎える我々も、甥っ子に負けないよう更なる成長を目指していきます。
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