ミセルチカラの磨き方

2019/05/22

中小企業における業務の判断基準は時間的余裕があるかどうか

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

中小企業における業務の判断基準

私は仕事柄、どうやって固定費を削減するかというご相談をよく受けます。

その際、業務委託料という経費になるか、給料という形の人件費になるかは別として、人が行う業務に対する対価をどうするかという問題にぶち当たります。

その時、私がよくする質問は、「育てる時間はありますか?」


中小企業の経営者が要求するのは

  • 経験豊富
  • 1人3役
  • 自主的に考えて働く ・・・・・

と多岐にわたります。

そして、「できるだけ安く!」(笑)

もちろん、予算がそれなりにあれば、良い人を他社からスカウトするという方法もあります。けれども、「どうしても月額10万円が上限」という場合も少なくありません。

そこで、私が「育てる時間はありますか?」と質問すると、5人中4人は「やはり即戦力を」という回答が返ってきます。

しかし、私の経験からすると、急がば回れではありませんが、​​​​​​​ゼロから育てた方が結局は早いということが多いです。

クライアント先でも、本格的に働いたのは初めての若者が3ヵ月で大きく成長し、今では即戦力として活躍中という事例がありました。そして、育てるという点では、社員だけでなく、たとえ対象が業務委託先であっても同じです。

お金がない時は時間と手間をかける。

面倒ですが、着実な方法です。

最後に「育てる」ということに関して、私がいつも参考にしていることをご紹介します。

「三つ叱って五つほめ七つ教えて子は育つ」

 

社員を育てるスピードアップを図るために、社外の力を使うという選択肢があります。詳しくは「こちら」です。

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