ミセルチカラの磨き方

2019/05/10

仕事とプライベートを深掘りして飛躍を図る

カテゴリー :コアコンセプト

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

仕事とプライベートを深掘りして飛躍を図る

最近思うのは、人は仕事とプライベートと器用に分けられないということです。

ONとOFFの切り換えということで、仕事とプライベートをしっかり区別されている方もおられます。けれども、よく観察してみると、深い所では共通するものがあります。


「ゴルフで1日一緒にラウンドすると、その人となりがよく分かる」と言われますが、同じ一人の人間である以上、たとえ本人が意識していなくても、その素の部分がどこかに見え隠れします。


そして、お金の使い方。

趣味で自分が価値があると感じるものは、他の人が「それって高いよね」と思うものにも、お金を使います。一方で、「それはムダだ」と思うものは、たとえそれが数百円のものでも買いません。


私の場合で言えば、数万円する特別列車に乗ることは全然抵抗ないのに、切符の違いで10円でも高いものを買った時は、「あぁ~、損した!」とひどく落ち込みます(笑)。

この場合、自分の中の判断基準があるので、対象の違いによって

  • 50,000円→安い
  • 10円→高い

という区別が自然とできています。


では、これが仕事の場合だとどうなるのでしょうか?


一般的に言えば

  • 500万円→高い
  • 50,000円→安い

です。

そして、これは会社の規模や手持ちの現金残高によっても違ってきます。同じ500万円でも、1億円を持っていたら「安い!」と思うし、1,000万円しかなかったら「高いかも?」と考えます。


けれども、会社の規模やキャッシュフローに関わらず、自分の中にしっかりとした判断基準があれば、今すぐに買えるかどうかは別にして、

  • 500万円でも安い
  • 50,000円でも高い

という区別がつくはずです。

そして、この仕事における判断基準も、奥深いところでは、プライベートにおける判断基準とつながっています


私の場合、キーワードは「自然体」と「強要」。

値段が高いからといって、乗りたい電車に乗らない(乗れない)のは、お金に縛られていると感じます。そして、自分の知識不足で割高な切符を買うことは、本来であれば避けられたリスクを回避できなかったという点で、不自然なのです。

これが仕事となると、「売上金額は大きくても下請け的要素の強い仕事は『強要』されることが多いから嫌だ」と感じるし、「経営者がお金の問題や人材の問題で、本来の力を発揮できていないのは『不自然』だからなんとか解決したい」と考えます。


気分を切り替えるという意味で、仕事とプライベートを切り分けるのは全然OKです。

けれども、人は仕事とプライベートと器用に分けられないという視点から、自分の行動を振り返ってみると、仕事でさらに飛躍できるポイントが見えてきます。
 

仕事でも、プライベートでも、つながる共通点を見つけるステップは「こちら」です。

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