ミセルチカラの磨き方
努力を重ねても結果が出ない根本的な要因とは?
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
努力しないと結果が出ない。
ビジネスでもスポーツでも、上手くいっている人を見ていると、いつもそう感じます。
では、「努力すれば、自分が思うような結果が出るか」と言えば、必ずしもそうはならない現実があります。
多くの場合、努力のやり方に答えを求めます。
例えば、集客でDM(ダイレクトメール)を送る。DMで効果が出なければ、インターネットで見込み客を集めるという方法もあります。また、同じネット集客でも、ライティングで工夫する、動画をアップするなど、いろいろなやり方があります。
そして、世の中で出回っているものの大半は、「これさえやれば、売上が2倍になります!」といったうたい文句です。
もちろん、教えてもらった方法をそのまま実行することで期待している成果が出ることもあります。
しかし、会社経営という広い視野で見た場合、1つのことですべてが解決するという単純なことはけっしてありません。
一時的に上手くいった方法があったとしても、時代が変わり、周りの環境が変わる中で、同じやり方や方法が永遠に続くことはないのです。多かれ少なかれ、やり方は変える必要があります。
「りんご」を定義しようとすると、
果物であり、
皮の色が赤く、
甘酸っぱくて
ビタミンCが豊富で・・・
といったようにいろいろな定義の仕方があります。
けれども、真の意味で「りんご」を定義しようとすれば、りんご以外のものをすべて語りつくし、その後で「いま表現したもの以外ものがりんごである」と言うしかありません。
これと同じく、会社を上手く経営するにも、会社が上手くいかない理由をすべてなくすことで、初めて会社経営が上手くいくという状況を生み出すことができます。
前述の努力との関連で言えば、やるべきことをすべてやりつくして、後は運を天に任せるしかないという状況になって、初めて思うような結果がつながります。
一方、人は楽したいので、どうしても「これさえやれば・・・」という甘い言葉に魅かれてしまいます。しかし、そのやり方やノウハウも一つの点にすぎません。
やるべきことをやりつくすまで努力しているか。
偉そうに書いていますが、恥ずかしながら、私自身もまだまだやりつくしていません。先のイチロー選手の引退会見を見て、改めて感じたところを綴ってみました。
★目先の結果に関わらず、努力を続けていくためには、自分のコアコンセプトを知ることをお薦めします。詳しくは「こちら」をご覧ください。
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