ミセルチカラの磨き方
自社の商品を心底信じる自信なくして、売上アップなし
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「私が証明です!」
以前こんなキャッチコピーのCMを見た覚えがあります。たしか美白の美容液だったと思いますが、社長自ら自信満々に自社の商品を宣伝されていました。
コアコンセプトが見つかったクライアントさん。
当初お申込みいただいた時の話になって、「『コアコンセプト』っていま一つよく分からなかったんです」と正直に打ち明けていただきました。
では、どうして申込もうと思ったのかと尋ねると、「お二人のコアコンセプトがまさにぴったりという感じだったから」というお答えでした。
実はその時、クライアントさん、私と弊社の取締役の3人でミーティングしていて、
私:「自分のコアコンセプトは『自然体』です」
取締役:「私は『愛と感謝』です」
ということをお話させていただきました。
すると、どうやらクライアントさんから見て、「なるほど、なるほど!」というように感じられたという訳です。
我々は「私が証明です!」のような勇ましいフレーズは使っていません。しかし、後から振り返ってみると、結果的には我々自身が自社のサービスの証明になっていたのではということに気づいた次第です。
先日脳科学に詳しい先生に教えていただいたのですが、音声を伴う外言と音声を伴わない内言を比べてみると、人間の脳は外言よりも内言の方により反応するそうです。
つまり、声に出して「ありがとう」と伝えるより、心の中で「ありがとう」と唱える方が相手にはより感謝の気持ちが伝わります。これは逆に考えると、「ありがとう」と口では言っても、心の中で「うるせぇ、バカ!」と思っていたら後者の方が伝わる
ことになります(笑)。
だからこそ、自社の商品を相手に説明する時は、「これは本当に良いものなんですよ!」と、心の底から思っている必要があります。
そして、この観点からクライアントさんとのやり取りを、もう一度振り返ってみると、もしかすると、私自身口には出さずとも、心の中では「私が証明です!」と思っていたのかもしれません。
そして、コアコンセプトに関する我々の説明自体はまだまだ言葉足らずでしたが、「本当にすごく良いものなんです!」という我々の思いだけはなんとか伝わったのではないかと考えています。
自社の商品を心底良いものだと信じているか。
これなくしては、本当は良いものであっても、相手にその良さが伝わりません。
自社の商品を信じる自信が売上アップには絶対必要です。
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