ミセルチカラの磨き方
玄さんの熱い経営哲学を基に経営者の覚悟を問う
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「なんとか守る方法がないか、俺たちも一緒に考えさせて欲しいんだ!」
これは、漫画「匠三代」で主人公の父、玄さんのセリフです。
「匠三代」は東京の下町深川にある小野寺工務店が舞台。大工棟梁である祖父・虎之助、社長である父・玄、そして、一級建築士の拓己という親子三代の匠が活躍します。
そして、冒頭のセリフは、以前小野寺工務店で家を建てたお客さんがローンの支払が遅れているため、せっかくのマイホームを手放さなければならないという危機に陥った時に、社長である玄さんが思わず発したものです。
はたして、そのお客さんはマイホームを守れたのか?
結果を知りたい方は「匠三代」の第5巻をお読み下さい(笑)。
普通、家を建てる時、
- 施主はお金を払えるのか
- ローンを借りる場合、本当にローンは出るのか
を気にする工務店はあっても、建築代金をもらった後で、
- 施主がローンをきちんと払っているのか
まで気にかける工務店はありません。
小野寺工務店も、たまたま施主の苦境を知ることになったのですが、「気に入って住んでくれてたのに手放さなくちゃならないなんて悔しいんだよ!!」と熱く語って、お客さんの返済計画の見直しや個人民事再生のやり方までアドバイスしてしまうのです。
この根底には、自社の製品やサービスに対する誇りがあり、自社のお客様に対する熱い想いがあります。
漫画の話と言ってしまえば、それまでですが、「家を建てるなら、ぜひ小野寺工務店で」と思わず感じた次第です。
どこまで自社のお客様にコミットするのか。
まさに、経営者の覚悟が問われる問題ですね。
★経営者としての覚悟を自覚するには、深層価値観であるコアコンセプトを知ることが有効です。詳細は「こちら」。
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