会社の魅力と特徴を簡潔に伝える

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

「一言で言うと、どんな会社？」

ベンチャーキャピタリストの方との打合せの時、参加者の一人が投資候補先について説明を始めると、こんな質問が飛んできました。

一言で会社の特徴と魅力を伝える。

これはけっして簡単なことではありません。

世界で一つしかない商品を作っているのは大きな特徴です。

でも、世界で唯一となると、聞いた人は知らない可能性が高いです。このため、その商品はどんなことに役立つのかということが分からないと、「それ面白そうですね！」とはなりません。

また、私のように「コンサルティングをやっています」という場合、コンサルティングという仕事に対して、聞き手は自分なりのイメージや印象を持っているのが普通です。

そのイメージが良ければ問題ないのですが、中には

• コンサルタントは口だけ
• 高いお金を払った割には成果が出なかった

という悪い印象を持っておられる場合もあります。

すると、会社説明をする場合にもマイナスからのスタートになるので、まずは±0にまで戻す必要があります。

今週、ある方のご紹介で新しい会社を訪問する機会をいただきました。

なかなか一言で会社の特徴と魅力を伝えるという訳にはいかず、最初は反応が薄い感じです。コンサルティングに関してはどちらと言えばネガティブな印象を持っておられるようです。

しかし、あるところに来た時に先方が少し前のめりになり、ノートにメモを取り始めました。ようやくゼロ地点に立ったのを感じた瞬間でした。

事業計画を作る際にも、数字の説明に行く前に、会社の特徴と魅力を簡潔に伝えることが鍵を握ります。

特殊な商品の場合にはその効果を噛み砕くことがポイントですし、よくあるサービスの場合は、既存の印象を打ち砕くのが次につながるステップです。

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