ミセルチカラの磨き方

2018/11/07

メタ認知能力を高めたければ、自分の思考や行動を客観的に見る基準を持つ

カテゴリー :コアコンセプト

メタ認知能力を高めたければ、自分の感情の源泉と紐づける形で、論理的かつ客観的に自分を見る基準を持つことが有効。

ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。

 

コアコンセプトをめぐって、ある日の会話。

Aさん:「やっぱり…価値観は成長と共に変わるものですよねぇ。」

私:「はい。でも、コアコンセプトは変わりません。」

Aさん:「う~ん…変わるんじゃないですか?変わるものだと思うんですよ。」

私:「いいえ! コアコンセプトは変わりません!」(←キッパリ!!)

Aさん:「・・・・・。」(←変な空気が)

   :「感情より論理的なほうが自分には合ってると思います。」

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Aさんは、「こうだから、こう」と論理的でなければ納得できないそう。

コアコンセプトは感情がベースになっています。

だから、「感情って何?」「感情って曖昧じゃない?」って思われがちですが、実はこんなに分かりやすくて、かつ論理的なものはないと思っています。

 

最近よく目にしたり聞いたりするメタ認知

より高い視点で自分の思考や行動を客観的に見るということです。

このメタ認知能力を高めたければ、高い目標を達成できたり、問題解決ができたりするので、メタ認知能力は高い方が良いと言われています。

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高い方が良さそうなのはわかっても、実際にどうやって自分の思考や行動を客観的に見るのか?

概念的なことは書いてはありますし、論理的に説明もされています。でも、具体的な方法はどこにも書いていません。

 

だから結局、「メタ認知能力は高い方がいいよね~」止まり。

自分の思考や行動を客観的に見るモノサシ(基準)を持っていないのですから、それも仕方がありません。

 

コアコンセプトは、このメタ認知能力を上げるための有効な手段になります。

 

確かに、コアコンセプト自体は自分の感情が全てです。

過去の経験や人間関係、育った環境などに自分の感情が大きく動いたことが密接に関わっています。

 

自分を突き動かす元になる感情が分かることで

「こういう気持ちになってるから、力を発揮できている」

「この嫌な気持ちがあるから、上手く行っていない」

ということが分かるようになります。

これこそが自分を客観的に見るということです。

 

メタ認知でいうところの自分の思考や行動を客観的に見るというのは、感情的にならず冷静に分析するということだけではありません。それだけでは、「高い視点から見る」が欠けています。

 

高い視点というのは、「コアコンセプトと紐付けして考えたら」というところです。

日々自分の周りで起きる出来事に、なぜうれしいと思うのか、なぜ嫌だと感じてモヤモヤするのか、すべて説明がつきます。

 

「コアコンセプトがこうだから、うれしくて喜びと感じる」

→「それで、こういうことをしている」

「コアコンセプトがこうだから、腹がたって悲しいと感じる」

→「だから、こうしている」

「こうだから、こう」って簡単に言えるんですよ…ものすごく論理的に。

 

メタ認知能力は自分自身のことですが、会社経営においても、同じように「高い視点で客観的に見る」というのは、当然のことながら必要です。

自分の思考や行動は客観的に見られなくても、会社経営のことなら出来るなんてことはまずありません。

 

メタ認知能力を高くしたければ、コアコンセプトを有効に使う!

コアコンセプトを有効に活用して、メタ認知能力を高くする!

 

だからこそ、経営者の方には、ご自身のコアコンセプトを見つけることをスタートにしていただいているわけです。

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