ミセルチカラの磨き方
リフォーム業者の言い訳から業務改善の基本を考える
ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。
昨日から自宅マンションのお隣の部屋でリフォーム工事が始まりました。
「大きな音も出るので、ご迷惑おかけします。」
リフォーム会社の人が我家へご挨拶にやってきました。
このリフォーム工事のことは、知っていました。数日前に工事開始のお知らせがポストに入っていたから。そこに書いてあったのは工事期間と特に大きな音が出ると予想される期間。
「うん?なにこれ?」
【7月〇日から7月×日まで】
そこに書かれている大きな音が出るって期間、もう終わっています。
まぁ、お知らせ作成のデータを繰り返し使っているんでしょう。
それはいいとしても、過ぎた日にちってことは、記載事項を確認しないで出しているってことです。
おまけに、その間違った日付が入ったお知らせがマンションの掲示板にも堂々と貼られています。
我家にやってきたリフォーム会社の人に日付が違うこと、それが掲示されていることを伝えると、…何て言ったと思いますか?
「あぁ~、すみません(顔はニヤニヤしながら)エクセルで作っているもので…。」
「はぁ~?」
思いっきり大きい声で言いたかった…けど、言いたいのを我慢しました。
エクセルで作っているから何なの?
それ、私に関係ある?
単なる確認を怠ったうっかりミス。
うっかりミスが大きなミスにつながることもありますが、今回のことに限れば、そのミス自体は大した問題ではありません。
だけど、「エクセルで作っているもので…。」って平気でニヤニヤ言っていること自体が問題です。
それ、ただの言い訳だからね!
何のための言い訳?
「掲示板のも訂正します。」と言うので、出かけたときに見てみたら、どこをどう訂正したのかわからない雑な直しよう。
いつもクライアントさんにお伝えしています。
「何かミスやトラブルがあったとき、社内の誰がやったことであろうが、止むを得ない理由があろうが、お客様には何の関係もありません」って。
「自分は悪くない!」って言い訳をしたところで、それは自分を正当化するだけのことですから。
起こったことは、すべて会社の責任です。
「エクセルで作ってるもので…ヘラヘラ」って言われて、そのリフォーム会社のあり方も見えちゃったし、その人の仕事のスタンスも見えちゃったし、なんかモヤモヤしてしまった…私。
自分の仕事と結び付いてしまったから、必要以上にそういうところが気になるわけですが、きっとあの人には分かんないんだろうな~。細かいことにうるさい隣の家のおばさんぐらいなかんじだな。
隣から大きな音が聞こえるたびに思い出す…。
「エクセルで作ってるもので…。」
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